Monday, July 17, 2006

翔ちゃん入院

2週間前、翔ちゃんの皮膚にできた肥満細胞腫手術で切除した。母はいつも「翔ちゃんは小さい」と言っているけれど、翔ちゃんの皮下脂肪は相当厚みがあったので、深さ方向の余白である腫瘍の裏側のマージン(正常組織との境界)を皮下脂肪だけで十分まかなえてしまった。小さいと思っているのは母の錯覚というか思い込みに過ぎない。
手術で取った腫瘍の病理組織検査の結果も、十分切除されているということで、再び平穏な日常に戻れるはずだったのに、なんと私が週末の大阪の学会に行っている間に翔ちゃんは入院してしまった。
・・・・なんでだ?手術はばっちり、縫合部位もとってもきれい、血液検査も問題なかったのに。学会が終わり急いで愛川の病院に電話を入れて状況を聞く。いくつかの検査を指示して新幹線に乗るが、気が気でない。なんでこんな肝心なときに、私はいないのだろう。
今日、愛川の病院に行くと、ステンレスケージの中で点滴を受ける翔ちゃんは、17歳という年齢相応に老けて見えた。普段は私に触らせたりしないくせに、気が弱くなっているのかおとなしくなでられている。ごはんは食べたみたいだけど、消化しかけたまま吐いてしまったようだ。
昨日の血液検査の結果をうけて、再度検査をしてみる。気になっていたリンの高値は正常に戻っている。ほかもまあまあ、というところ。あとは吐かなければ家に帰れるけど、気になるのは体重が2週間前より400グラムも減っていることだ。
たった2週間で1割近く体重が減るのは、脱水があったとしてもちょっと減りすぎな気がする。気になるので甲状腺ホルモンの検査もすることにした。これは外注検査なので2週間くらい結果が出るまで時間がかかる。
なんとなく元気のない翔ちゃんが、くったりと私によりかかるのは明らかにおかしい、と思う飼い主目線な私。今日はそのまま入院。自分で見ていたいけど、仕方なし。DANJI、頼んだよ。

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