Sunday, July 23, 2006

求む、続編

最近職場でスタッフ一同を虜にしているもの、それは「風とともに去りぬ」のコミック文庫である。そこそこの厚さの文庫で4冊あるので、読みきるのにはかな り時間がかかるのだが、昼休みともなれば真剣に読み進めるスタッフの姿が必ずある。私は、といえば、あっというまに読み終わってしまった。2度ほど映画を 見ていたせいもあるのだが、おおよそのストーリーや登場人物についての知識があるためそれほど時間はかからない。
「風とともに去りぬ」といえば、ほとんど親の世代の名作である。映画館で見れば約4時間、途中で休憩が入る超大作。ご多分にもれず私の母も懐かしがる映画 であることは言うまでもない。私が初めて見たのは20歳前後のときで、25歳くらいのときはビデオで見た。ひさしぶりに読むと若いころとは自分の見方がず いぶん違う。どうしてスカーレットがこんなに素直ではないのか、というのも気に障る。素直でないのは自分だけでたくさんだ。
ところで、このあと何もかも失ったスカーレットはどうなったのだろう?物語はめでたしめでたし、では終わらなかった。人生もめでたしめでたし、ではないよ うに、スカーレットのその後が知りたい。どーしても知りたい。確か、マーガレットミッチェルの遺族の依頼で書かれた続編があったはずだ。
仕事帰りの書店で探しても見つからず、amazon.co.jpで探すと、もう新品は手に入らないらしい。中古でもいいから、どーしても読みたい。そこで 注文することにした。本の代金は45円、送料が340円、なんとなく納得いかないような気もするけど、これ以上自分の足を使って探し回る時間と気力はあん まりないので手を打つことにした。とにかく、早く続きを読みたい。

ところでスカーレットにはタラが残された。私には何が残されるのかな。

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