Wednesday, February 16, 2005

術中退場

インフルエンザがそうあっさりと治るはずなどないのだ。昨夜また熱がぶり返し、体がふらふらとしていた。それでも今朝は熱が下がったので、朝5時前に目を覚まし、6時過ぎには家を出て大学に向かった。歩きながら体の中心が揺れるのを感じてはいたが、今日はハチちゃんの手術もあるのだし休むわけにはいかないと、頑張って大学病院までたどりついた。
無理はするものじゃない。今日、手術の助手に入っていて、もうあと少しで終わりそうという頃に、私の体中から脂汗が噴出し、指先は冷たくしびれ始め、呼吸さえもままならなくなってしまったのだ。あえなく、そこで退場。情けない話である。しかし、今日休みの研修医が出たため、自分が手術に入らざるを得ない状況になってしまったので仕方あるまい。手術に支障は出なかったのが幸い。指先の皮膚呼吸を妨げるグローブを外し、マスクを剥ぎ取りラウンドルームのベンチに倒れこむ。体力ないなー。インフルエンザをなめてかかってたかな。
今週担当になったのは、まだ4才のアメリカンショートヘア、上あごの腫瘍疑い。術後の経過もよく、夕方無事退院。
明日も早起き。インフルエンザでお肌ぼろぼろ。ああ、ショック。せめて明日の体調だけは、よいといいなあ。

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