Saturday, August 06, 2005

学会参加服

いつの間にか8月になってしまった。あいたたた、まだ学会発表のスライドができてないよ。先週、大学に行ったときに必要な画像を集めるのを忘れてしまった。仕方ないから、流れにそって、おおまかなスライドだけ作っておこう。
この先毎月何かしら学会がある。今月は昨年、大学の内科系教授が中心になって発足した内科学アカデミーというのがあり、なかなか内科だけのわりにはこってりした内容だ。もともと内分泌とか内科系の方が好きだった私には楽しみなのだが、大学関係者が中心なのでちょっと重たい感じがする。獣医大学の教育改革が叫ばれて久しいのだが、それよりも卒後教育の充実が先になってしまった。卒後教育となると、参加不参加はそれぞれの獣医師の任意となるため、まったく参加しない、その日はゴルフだなどとのたまう大先生もいらっしゃる。
来月は私の発表の場、大学時代の恩師が代表を務める日本獣医臨床フォーラムの年次大会で、こちらはHAB=ヒューマンアニマルボンド、つまり人と動物の絆を中心にしているので、一般市民や獣医師以外の参加もウェルカムである。若い女性動物看護士の参加も多いので、なんとなく華やかな雰囲気がある。昨年は阿川泰子さんのトークショーがあったし、おととしにはお忍びで雅子様もいらしたりしたのだ。もちろん、お忍びでいらしたので、私が知ったのはお帰りになった後だった。大学時代の友人が臨床フォーラムの幹事の一人なのだが、それはトップシークレットだったとか。
11月には大阪で、西日本最大の学会がある。私が日頃面倒をみることになっている後輩研修医がここで発表することになっているので、私も保護者よろしく大阪入りしなければならない。この学会もなかなか規模が大きいのだが、プロシーディングが3冊にも分かれていてとにかく重い。重い上に高い。1冊捨ててしまおうかと思うのだが、お財布が軽くなったことを思うととてもそんな勇気は出ない。
学会に参加、となると、困るのが着ていく服だ。男性のようにスーツを着ればそれなりに形になってしまうのなら楽だと思うが、女性はスーツなど日頃着慣れていないので、若い先生はリクルートの女学生のようになってしまうし、私などは授業参観か入学式のお母さんだ。かといって、学会にジーパンで参加するなんて学生みたいなことはもちろんできない。毎回困って毎回同じような服を着ているのが現実だったりする。ああ、もう少しおしゃれなスーツ姿になれないかな。

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