Saturday, December 31, 2005

2005おおみそかの朝

おおみそか。普通に出勤中。さすがに朝の電車はガラガラで、静かにカウントダウンしていくような、ちょっとおごそかな気分。
でも手にはおせちの材料を書いた紙。そう、仕事が終わったら蒲田の東急ストアで買物して、紅白かPRIDE男祭り小川vs吉田を見ながらおせちを怒涛の勢いで作るのだ。
年の瀬なんか関係なく、病院にはカルテの山。それでも誰にも平等に新しい年。まだ何にもない真っ白な一年。次のステップへの大切な一年。私のこの一年はいろいろあって奥の深い一年でした。みなさん、よいお年を。

Monday, December 19, 2005

アスリートめざしちゃう?

今日の愛川町は、ものすごく寒いけど天気はいい。待合室の窓の向こうは穏やかで平和だ。でも寒さが厳しくなるとバイクもちょっと危険なので今日はバス通勤。内陸工業団地の銀杏並木は今たくさんの葉が散っている。濡れ落ち葉で転ばないとも限らない。バイクも自分も大事なので、危険はおかさない、珍しく慎重になる。

リセットダイエットもどきでするすると落ちた体重もここにきて停滞中。忘年会が続いているのがネックだとは思う。あと数百グラムが落ちない。でも勧められるまま飲み食いしているわりには増えないのでまだ減る余地はあるのかな、と思う。最近は欲が出てきて、あと1.5キロくらい減らせないかなーなんて思っている。
やっぱり食事は大事なんだな、と実感する。体重と体脂肪率、それとたいしてついていない内臓脂肪ですら減るのに筋肉はほとんど減っていない。むしろ腕や肩の周りは脂肪が落ちたせいで筋肉のすじがはっきりしてたくましくなった印象すらある。(ここは泣き所)ひざ上から太ももにかけての脂肪も落ちてきたのでこれもまた筋肉のすじがうっすら浮いてきた。
そういえば、大田区の病院にいる「病院猫」のはしくんは、相当な肥満猫だが、肥満猫用のドライフードを食べているときは落ちることのなかった体重が糖尿病用のドライフードに変えたら減量に成功した。なぜ糖尿病用のフードなのか、というと筋肉を維持しながら体重を減らすことが猫の糖尿病治療では重要だからだ。筋肉などたいしてついていないだろう肥満猫は高たんぱく質の食事に変えることで筋肉を維持し、健康な減量に成功した。もともと猫は炭水化物を必要としていないので、エネルギー源としてはたんぱく質で十分なのだ。
たんぱく質と野菜中心の食事、アスリートが体を作る期間の食事と似ている。今日のお弁当は「レンコンとブロッコリースプラウトのサラダ」「タコとセロリときゅうりの梅味マリネ」「昆布だしでたいた大根の柚子風味」。なかなかおいしそうでしょう?炭水化物は何もないけれど、体が欲しがらなくなった。ご飯もパスタも今の私には必要ないのだ。体を絞ったら、もっとフットワーク軽くなれるかな。
とかいいながら、今日テリー君のお姉さんが病院の裏口のドアノブにこっそりお菓子の入った袋を下げていった、その中のミルフィーユを食べてご満悦。お菓子だけはやめられない。ドカ食いしなければ大丈夫だということも、すでに見切って確信犯なのだ。

Thursday, December 15, 2005

シンプル

この間、初めて気が付いたこと。出勤する京浜東北線から富士山が見えた!川崎のあたりで気づいたのだけど、意外とはっきりと大きく見えた。すごいなあ。
私の実家は神奈川県の中心あたりで丹沢山系を西に望み、その一部から富士山が顔を出している。まだ祖父が生きているとき、山形からわざわざ出てきた祖父はその富士山を見て、ものすごく感動していた。祖父にとって富士山とは何かスピリチュアルなものだったらしい。
やわらかい朝の光とすんだ青い空と富士山。なんかいいことあるかも。って思える自分がシンプルで好き。

昨日、腫瘍科の面々で少し早いクリスマスパーティを開いた。プレゼント交換なんかしたり、不二家のケーキを食べたり、昔々小学生くらいだったころの気分。もちろん、お酒を飲んでいるのだけれど、友達とクリスマスパーティって何年くらいしてない?大人になって、仕事をして、結婚して、クリスマスがないわけではないけれど、友達とクリスマスパーティをする機会はほとんどなくなってしまった。プレゼント交換は、輪になって曲にあわせてぐるぐる回して、曲が終わったところでストップ!私がもらったプレゼントは、犬用ワイン風味の飲料水とおいしそうなジャーキーのセット。これ、テリー君とハックで半分こしようっと。
サンタクロースが本当にいるのか、なんてことを追求しなくていいと思う。誰かをちょっとHappyな気持ちにしてあげることとか、そんな気分にしてくれるもの、それがサンタなことだと思うから。すべての人がメリーでブライトでありますように、ってヘンな日本語だけどそんな気分。

年内の腫瘍科の診療は本日で終了。年が明けたら日本獣医がん研究会。そして同日に試験。今日も資料をコピーしたり配ったり、腫瘍科のアネゴはそれ以外にも現在アネゴ塾を開催中。携帯メールでほぼ毎日出題し、翌日回答。現在15名に配信中。問題考えるのって難しい。でも自分だけ勉強して合格するだけでなく、腫瘍科全体がレベルアップしなくちゃいけないから、みんなの分もせっせとコピー。
さっき通称おねえさんに「お前は試験には落ちたけど仕事は一番できるんだから、そんなこと気にするな」って言われてちょっと前向き。われながら単純な性格っていいよね。今年は絶対受かって、名実ともに腫瘍科医=オンコロジストとして胸張っていきたいものですわ。ふう。

なんていってたら助手が熱出して小学校から呼び出し。インフルエンザでないことを祈る。タミフルは飲ませたくないなあ・・・・。

Friday, December 02, 2005

来年度は開業準備のため週1日の研修にすると、とうとうボスに話をした。「やると言ったらやれ」とよく言うボスに開業宣言するのはちょっと緊張した。チーフレジデントは「残念だな」と言った
後戻りなしで時間は進む。気合入れて元気出して前向いて、行くよ!